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1998年に始まった韓国政府による段階的な日本文化の開放。韓国内のアニメ業界の保護を理由に開放が後回しにされてきたアニメ
映画も、2006年に全面開放され、残るは事前に内容チェックができないテレビ番組のみとなった。ただ、日本のテレビ番組のアイデア盗用
が横行するなど、知的財産権に対する意識が希薄な韓国社会の実情を懸念する声もある。
韓国といえば海賊版や偽ブランドのイメージが強いが、最近はインターネットの普及で音楽やマンガなどの違法ダウンロードも日常化して
いる。韓国政府はこうした違法行為が国家のイメージを傷つけるとして取り締まりに躍起だが、一般の韓国人は著作権といった知的財産権
に無関心なのが実情だ。
韓国のテレビ局が、日本のバラエティー番組などの企画内容を盗用するケースもかなりある。3大ネットワークのひとつSBSは7月、日本の
TBSが放送した番組をそっくりまねて制作して放送。SBSは、視聴者の指摘を受けて調査した結果、盗用だったと認め、謝罪した。
一方、韓国の映画輸入会社が今春、日本映画「感染列島」を制作側の許可を得ず、上映時間を21分間カットした上、勝手に結末
まで変えて上映していたという問題も起きている。
こうした韓国の著作権侵害行為に対して、在韓日本企業などが結成した民間親睦(しんぼく)団体「ソウルジャパンクラブ(SJC)」は近く、
韓国政府に日本のテレビ番組の開放を求めると同時に、テレビ番組の企画盗用や映画の改ざん問題などの改善を韓国政府に求める
予定だ。
ソース(MSN産経ニュース) URLリンク(sankei.jp.msn.com)