09/10/12 11:16:01
★公明ゆるりと自民離れ=「らしさ」求め是々非々で
公明党が野党転落以降、自民党と少しずつ距離を置き始めた。
与党時代、同党との連立維持を優先したあまり、「らしさ」を犠牲にしたとの思いが背景にある。
ただ、民主党に擦り寄るわけにはいかず、当面は二大政党と是々非々で対応しながら、
地力の回復に努めることになりそうだ。
「党再建に取り組む中で、他党の支援に力を割くのは必ずしもいい影響を与えない」。
公明党の山口那津男代表は8日の記者会見で、参院2補選で自民党候補を支援せず、
自主投票とした理由をこう説明した。
公明党は先の衆院選で太田昭宏前代表や北側一雄前幹事長ら小選挙区から出馬した8人が全員落選。
党勢が衰退し小選挙区撤退論すら出ている。
今回の措置に対し、自公協力を10年間進めてきた前執行部のメンバーからは懸念が漏れる。
しかし、この間、平和と福祉の党を標ぼうしながらも、自衛隊の海外派遣や憲法改正論議などで自民党に追随。
山口代表ら新執行部には、その代償として有権者の支持を失ったとの思いが強いのは間違いない。
実際、連立時代から続けていた幹事長らによる自民党との定例会合の誘いも、
「必要なときに」とやんわり断った。当面、国会対策での限定的な協力にどどまる見通しだ。
一方、民主党との距離も簡単には縮まりそうにない。
同党は選対委員長に公明党・創価学会批判の急先鋒(せんぽう)である石井一前副代表を起用。
さらに、来年の参院選で改選定数2以上の選挙区で複数候補を擁立する方針を打ち出した。
公明党は埼玉、東京、大阪の各選挙区に改選議員を抱えており、
「うちをつぶしにかかっている」(関係者)と警戒感が先に立っているのが現実だ。(2009/10/11-14:19)
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