09/10/08 09:25:28
官僚が原則的に記者会見を行わない方針に合わせ、7日発表された8月の景気動向指数の記者説明も、津村啓介内閣府政務官
が初めて担当した。しかし、官僚が作った資料を棒読みし、他の公務を理由に途中退席するなど「政治主導」と言うにはお粗末な対応に
終始した。
景気動向指数の発表では、これまで指数の計算を担当する内閣府景気統計部の官僚が記者説明も行ってきた。
津村政務官は政治家が説明を行う理由を「国民に負託された政治家が発信するのが新政権の大方針」と強調。ただ、説明は資料通り
に「一致指数は91・4。5カ月連続の上昇」と読み上げただけで、景気認識を問う質問にも「この数字を受けて言い直すものではない」と
回答を避けた。
この対応に記者からは「専門性が高い説明は事務方に任せるべきだ」との要望が出たが、政務官は「中身も知らずに丸投げしたくない」
と譲らず、別の会議出席を理由に途中退室した。結局、その後、内閣府幹部が一から説明をやり直した。
ソース(北海道新聞) URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)