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■リビアのカダフィ大佐、NY州にテント設営と 国連総会出席で
リビアの最高指導者カダフィ大佐が国連総会に出席するため、ニューヨーク州
ウェストチェスター郡のベッドフォードの敷地を米企業から借り、テントを設営した
ことが22日分かった。地元テレビが警察情報として報じ、空中撮影の画像も
放映した。
大佐は遊牧民の伝統を重んじ、外遊先でもテントを張ることで有名。
敷地を短期間貸した米企業も、借り主は中東のパートナーとし、リビアである
ことを示唆した。ただ、大佐がこのテントで寝泊まりするのかは不明。米国務省
当局者は、カダフィ氏はニューヨーク市に滞在すると聞いていると述べた。
米政府は、外国政府の在外公館の使用や外交官の行動距離については米国の
法律で一定の規制が可能。テントが設けられたベッドフォードの位置は許容出来る
範囲としている。ただ、同郡の行政当局者は、問題の敷地貸借を阻止する法的な
手段はないが、カダフィ大佐は歓迎すべき人物ではないと反発している。
米国務省のケリー報道官は先月、リビア政府が当初、テント設営地として想定して
いたとされるニュージャージー州イングルウッドにあるリビア政府所有の土地利用は
認めないとの立場を示していた。その後、新たな設営地の確保でリビアと協議を
続けるとしていた。
同州には、1988年に発生した米パンナム機爆破事件の遺族が多く居住。
リビアが最近釈放された同事件の実行犯の帰国を英雄扱いしたことから大佐の
テント設営の憶測に地元で懸念が強まっていた。
リビア政府は当初、ニューヨーク市のセントラルパークをテント設営地として考えて
いたとされるが、同市行政当局がこれを拒否していた。
■ソース:CNN
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■写真:別ソースより
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