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【ニューヨーク時事】世界１２０カ国以上の首脳が参加する第６４回国連総会の一般討論演説が２３
日午前（日本時間同日夜）、開幕した。潘基文事務総長は冒頭、現在は食料危機など複数の危難に
同時に見舞われている「異常な時」だと指摘し、これに立ち向かうよう各国に要請。貧困撲滅や核廃
絶などを優先課題に挙げた。
潘事務総長は核軍縮に関し、「国際潮流は変わりつつある」と指摘。いま行動すれば包括的核実
験禁止条約（ＣＴＢＴ）発効に必要な批准を終えることができるなどと強調した。貧困解消では、ミレニ
アム開発目標（ＭＤＧ）達成に向けた特別首脳会合を来年開催する方針を表明した。
演説では続いて米国のオバマ大統領が登壇。同日にはほかに、中国の胡錦濤国家主席や国連
初訪問となるリビアの最高指導者カダフィ大佐、イランのアハマディネジャド大統領らが演説に臨む。
鳩山由紀夫首相の初演説は２４日の予定だ。（2009/09/23-22:29）
ソース：時事ドットコム
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