09/09/22 15:31:37
日本経団連理事にまで駆け上がった人材派遣大手、旧グッドウィル(GW)グループ(現ラディアホールディングス)創業者の折口雅博氏
(48)が破産した。過剰な利益至上主義からグループの凋落(ちょうらく)を招き、経営者としての地位を失って1年半。ついに自身の財産も
失うことになった。この間、メディアに沈黙を貫いているが、6月には女性と飲み歩く姿が週刊誌で報じられた。300億円余りの膨大な債務
を抱える立場となっても、往時の生活が忘れられないのだろうか…。
■米国へ移住後も、六本木で女性と寿司
「東京地裁が折口氏の破産手続き開始を決定」
9月上旬、折口氏とその資産管理会社「折口総研」(東京都大田区)の破産を報じる記事が各紙の社会面に小さく掲載された。
一時は日本経団連理事を務め、自身が率いるグループの目標総売上高について「1兆円を目指す」と宣言した折口氏。私生活では
数々のアイドルや女優らとの浮名を流したことが報じられたこともあり、かつての華々しさを思うと、記事の扱いは寂しいものだった。
折口氏は現在、どうしているのだろうか。
グループの会長職を昨年3月に退いてからは、家族とともに米国へ移住しているというが、詳細な動向は知られていない。
今年6月には東京・六本木の寿司店で女性と飲食をともにする姿が写真付きで『週刊ポスト』に報じられた。
「仕事をしている様子はなく、月に1度は帰国して都内で飲み歩いているようだ」 折口氏の関係者は話す。
(中略)
■豪邸、株…処分対象
破産手続きが始まったことで、開始決定以前から所有していた生活上必要最低限のものを除く20万円以上の価値を持つ財産や、
99万円以上の現金は原則として債務返済に充てられる。
折口総研は、折口氏の自宅として使われていた大田区田園調布の邸宅のほか、ラディアホールディングスの株式48万4435株
(保有比率は6月末現在で7・88%、9月16日現在で約2900万円相当)などを保有しており、折口氏個人が保有するラディア
ホールディングスの株式4万4952株(9月16日現在で約270万円相当)などの個人資産とともに、処分対象になる見込みだ。
折口氏は当然、田園調布の邸宅に住むことはできなくなる。
折口氏の資産はほかにもあるとみられるが、破産管財人は「調査中でまだ分からない」と話す。
一方、金融関係者からは「一文無しとまではいかないのではないか。資産を隠す恐れがある」との懸念がささやかれる。破産申し立てから
破産手続き開始決定まで期間が空き、現在の居住地である米国に資産を蓄えている可能性もあるのだという。
そうした指摘に対し、破産管財人側は「公平に債権者に返済されるよう、厳しく資産実態を調査する」としている。
破産という“どん底”に陥った折口氏だが、成功の階段を駆け上ったその経歴や派手な暮らしは世間から脚光を浴びてきた。
(中略)
だが、利益を追い求める姿勢はグループ内の順法意識の低下を招く。労働者の二重派遣や禁じられた業務への派遣、違法な給与
天引きなどが次々と発覚。介護報酬の不正請求が明るみに出たコムスンも業績が悪化し、グループの株価は急落した。
不正請求問題を受け、19年6月に開いた謝罪会見では、「チャンスをください」と涙を見せた折口氏だったが、業績悪化の波は
止められなかった。
株価の下落は、保有株を担保に数百億といわれる融資を受けていた折口氏の資産を圧迫した。
莫大(ばくだい)な債務を抱えている中で豪遊を続けているのであれば、債権者にとっては看過できない事実であり、先の金融関係者は
「今後、派手に遊んでいる姿を見かけたら、『どこにそんな金があるのか』ということになる。しばらくは人目に付くようなことはできないはず」と
指摘する。
(中略)
「謙虚さと思いやりを持て」「正しくないことをするな」
GWグループの「十訓」として、自身が掲げた経営哲学のことは、忘れてしまったのだろうか。
ソース(MSN産経ニュース) URLリンク(sankei.jp.msn.com)