09/09/19 01:28:56
■しんちゃん作者不明で春日部に波紋「中国に拉致」噂も
人気漫画「クレヨンしんちゃん」の作者、臼井儀人さん(51)=本名・臼井義人=が
消息を絶って1週間。漫画の舞台でもある臼井さんの地元・埼玉県春日部市は
安否を気遣う声であふれている。懸命の捜索が続く中、捜査関係者の間には悲観
ムードも漂い始めており、国民的漫画家の“失踪劇”は大きな波紋を広げている。
臼井さんが姿を消したのは今月11日。家族に「(群馬県の)荒船山に行く。夕方
には戻る」と告げ、軽装で出かけたという。翌日になっても戻らないため家族が
春日部署に捜索願を出した。埼玉県警は群馬、長野両県警と協力し行方を捜索。
荒船山に近い軽井沢で臼井さんの携帯電話の電波を確認したが、保護には至って
いない。同署は捜索の対象を全国に広げたが、まったく手がかりが得られない
現状に、捜査関係者の一部からは「かなり厳しい情勢」という声も出始めている。
東武線沿線の駅近くにある臼井さんの家を訪ねた。2階建ての豪邸は雨戸や
シャッターが閉じられ、ひっそりとした様子。インターホン越しに応対した臼井さんの
妻は「詳しいことは出版社さんに聞いてください…」と言葉少な。自宅前は近くの
公立高校の通学路になっており、高校生らは前を通るたび、「しんちゃんの作者、
どこにいるのかな」などと言い合っていた。
「人気漫画家なのに少しも鼻にかけたところがない。奥さんもお母さんもいい人で
自分からいなくなるなんて考えられない」と語るのは近所の主婦(60)。臼井さんは
犬の散歩が毎朝の日課で、「毎朝決まった時間にミルという名前のワンちゃんを
連れて、ポッポコポッポコ散歩してました。会うたびに挨拶をしてくれた」という。
ネット上の掲示板なども、臼井さんの安否を気遣う声であふれている。その一方で、
「クレヨンしんちゃん」が中国でも人気を博していることから、《なんらかのトラブルで
中国に拉致されたのではないか》などと根拠のない憶測まで飛び交っている。
家を出た11日は「いつもと変わらない様子だった」という臼井さん。一体どこに
行ってしまったのか。
■写真:静まりかえる臼井さんの自宅
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
■ソース:夕刊フジ
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
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