09/09/18 00:09:12
さてさて朝から晩までテレビは「酒井容疑者がこう告白した」「のりピーが覚せい剤におぼれる」「逃亡6日間の足取り」「保釈はあるのか、
罪はどのくらい」…。元取締官といわれる方がたびたび登場、弁護士たちが予想家のように語る。そして、司会者、コメンテーターがはしゃぐ。
もっとすごいのは、これを見ている国民が捜査官や探偵にでもなったかのような気持ちになる。それでおしまい。
一番大切なのは覚せい剤や大麻などがどうやって日本に運ばれ、どのように売られているか…ではないか。もちろん、警察も取り締まりを
しているのは知っている。問題なのは、この件でテレビに登場する人の口から、覚せい剤がどのように売られ、誰がどうやって人間を廃人に
していくのか、儲けようとしている組織があるとしたら何者であるのか、そしてそのような組織を本気で壊滅するにはどうすればいいか、という
発言が強く聞こえてこないことだ。
本気になって国や警察が力をふるえば、かなりの売買組織がなくなると思うのだが。噂だが、新宿や渋谷あたりでは簡単に手に入るという
ではないか。人間は弱い。弱いから仕方ないというのではない。だが、鶏が先か卵が先か、僕はまず人間の弱さに付け込んで儲けようという
連中がいることを、国が真剣に考えなければならないと思うのだが…。
ソース(東京新聞 9/17 夕刊 17面 「言いたい放談」)