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北陸工専(小矢部)が自己破産 負債4億3000万、学生減で資金難
2009年08月27日 01:55
北陸工業専門学校(小矢部市蓮沼)を運営する学校法人立山学園(同)が地裁高岡支部に破産手続き開始を
申し立てたことが26日、分かった。代理人の弁護士によると、職員への未払い給与などを含め負債総額は
約4億3千万円。学生数の減少で学校運営に必要な授業料を確保できず、経営難に陥った。
県文書学術課によると、県内で学校法人の破産申し立ては過去に例がない。
代理人などによると、北陸工業専門学校は昭和49年に設立。平成14年にはシステム情報学科を移した
高岡分校(高岡メディアポート)を高岡市駅南に開設。現在、5学科を設け、測量士や建築士などを
養成している。学生はピーク時に300人以上在籍していたが、本年度は定員205人に対し79人と
なっている。
授業料などの収入が十分に確保できず、5年ほど前から借入金を運営資金に充てるようになった。
高岡分校開設の際、銀行から約2億円の融資を受けたが、昨年4月から返済が滞っていた。
今年4月から教職員への給与も未払いだった。昨年11月、澤田明弘理事長(当時)が個人事業に行き詰まり、
自己破産宣告を受けて辞任。理事長不在の状態が続き、明確な再建策を示せなかったことから、今月21日に
自己破産申請した。
ソース
北日本新聞社 富山のニュース
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