09/08/25 01:58:24
エルサレム(CNN) 「イスラエル軍がパレスチナの若者を殺害して臓器を摘出した」と
スウェーデンの新聞が報じたことを受け、イスラエル政府は23日、パレスチナ自治区での取材に
必要な記者証をこの新聞から剥奪した。
問題の記事は、スウェーデンのタブロイド紙アフトンブラーデッドが18日付で掲載した。
1992年にヨルダン川西岸でイスラエル軍に撃たれたとされる19歳のパレスチナ人男性が、
まだ生きているうちに連れ去られ、5日後に戻ってきた遺体には縫合された跡があったとする内容で、
男性の家族は「息子は臓器を奪われた」と主張しているという。
記事を執筆したフリーランス記者はCNNの取材に対し、このほかにも1990年代にガザとヨルダン川西岸で
イスラエル軍がパレスチナ人の臓器を摘出したという訴えが多数あると主張。
証拠はないが、調査を促すために記事を書いたと話している。
イスラエル政府はこの記事について、ユダヤ人差別に根ざすものだと反発。
「出所がネオナチであろうと有力紙であろうと、スウェーデン政府がユダヤ人差別を容認してはならない」(シュタイニッツ財務省)
として正式抗議する構えだ。
これに対してスウェーデン大使館は、言論の自由を理由に静観の姿勢を取っている。
CNN.co.jp
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