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大阪市内のマンションで覚せい剤や大麻などを販売目的で隠し持っていたなどとして、
近畿厚生局麻薬取締部が同市中央区日本橋、無職阪本英樹被告(46)ら2人を覚せい剤取締法違反(営利目的共同所持)容疑
などで逮捕していたことがわかった。
「24時間無休で、どんな薬物も扱う“薬物コンビニ”」として、注文用の携帯電話番号が口コミで広がっていたといい、
同取締部は、今年1月以降に1億数千万円の売り上げがあったとみて、入手先や購入客の特定を進める。
同取締部関係者によると、他の逮捕者は大阪市東住吉区住道矢田、同都合(とごう)裕幸被告(46)。
2人は7月27日午前、同市浪速区桜川のマンション一室で、覚せい剤約70グラム、乾燥大麻約250グラム、
合成麻薬(MDMA)1錠などを営利目的で所持したなどとされ、大阪地検が8月14日に起訴した。
阪本被告は「今年初めに1人で密売を始めた」と供述、都合被告は6月頃に密売に加わったという。
このマンションからは、6月下旬からの約1か月分の帳簿が見つかり、客延べ551人に、覚せい剤、
大麻、MDMA、コカイン、向精神薬など約10種類の薬物を密売し、売り上げが約2000万円に
なっていたことを示す記載があったという。こうしたことから、約半年間の売り上げは1億数千万円に上るとみている。
売値は相場の半値程度とし、浪速区内の短期賃貸マンションを転々としながら、
阪本被告が携帯電話で注文を受けていたことが判明。マンション駐車場などでの受け渡し役をしていた都合被告は
「注文が多くて忙しく、自分も覚せい剤を使いながら、売っていた」と供述したという。
(2009年8月24日22時10分 読売新聞)
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