09/08/24 01:14:52
東北の大学で学ぶ保育士の卵が首都圏の社会福祉法人に就職する傾向が強まりそうだ。
首都圏の保育所の相次ぐ増設で幹部候補の保育士確保に走る法人側と、
保育所の正規採用の減少に悩む東北の大学生の希望がかみ合い始めた。
「首都圏の法人で働く先輩の話が聞けてよかった」。秋田県出身の女子学生（２２）は仙台市の大学で明るい表情を見せた。
市内で５月末、東京のコンサル会社「スキップス」が保育士の卵向けに開いた初の本格的な就職説明会に参加。
首都圏１都３県の５法人が正規職員約１００人を求め、東北４県の大学生１８０人が集まった。
「九州では地元就職希望者がいまだに多い」（福岡教育大の北野幸子准教授）中、東北の学生は
「ここ数年、保育士不足が目立つ首都圏で学生を獲得する早道」（同社）。
説明会参加法人には、泊まりがけの見学会で学生２０人を囲い込もうとするところもあった。
産経ニュース 2009.8.23 09:28
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