09/08/18 13:20:44
被爆地から核兵器廃絶と平和のメッセージを国連欧州本部（スイス・ジュネーブ）に届ける
本県在住の高校生平和大使３人と被爆者らが１６日、長崎を出発した。
平和大使は中島彩希さん（１８）＝佐世保工専３年＝、大渡ひかるさん（１７）＝活水高３年＝、
林田光弘君（１７）＝県立長崎北高２年＝。福岡市で他県の平和大使らと合流し、１７日から２４日までの日程で
スイスやベルギーなどを訪問。１８日は、高校生一万人署名活動実行委が集めた約８万７０００人分の署名を
国連欧州本部に提出し、一人一人スピーチする。
長崎市大黒町の長崎駅前バスターミナルであった出発式には、同実行委の高校生ら約３０人が見送りに訪れ、３人を激励した。
林田君は「たくさんの人の思いを届けるという重みと責任を感じている。緊張するが、核兵器廃絶に一歩でも近づけるよう
スピーチで思いを伝えたい」と抱負を語った。
出発式で激励される平和大使の（左から）中島さん、大渡さん、林田君＝長崎駅前バスターミナル
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