09/08/15 11:44:18
【富山】強制連行の史実紹介 高岡 資料や写真など展示
太平洋戦争中に日本に強制連行され、重労働で酷使された中国人労働者の事実を伝える資料展が
二十日まで、高岡市末広町の「画廊七本杉」で開かれている。
元中学校社会科教諭で同画廊主の戸口拾(おさむ)さん(73)が「教科書に載っていない戦史の闇の
部分を後世に知ってもらいたい」と初めて企画。「終戦の日」を前に十二日に始めた。
展示したのは、戸口さんが当時の強制労働の実態を自ら調べて書き上げた報告書や資料、写真など約二十点。
石川県の七尾港では当時、一人が一日十二~十四時間、一個約八十キロの重い荷物を何度も陸揚げする
過酷な荷役に従事し、中国人十五人が死亡した史実を紹介した。
中国人労働者の不衛生で手狭な宿舎、七尾華工管理事務所の見取り図も。説明書きで、この宿舎には
四百人がすし詰めにされ、一人当たりの床面積はたった一平方メートル。十分な食事も与えられず、
風呂にも入れなかった劣悪な環境を伝えている。
ソース
中日新聞:強制連行の史実紹介 高岡 資料や写真など展示:富山(CHUNICHI Web)
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
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