09/08/12 12:18:03
「韓国で栃木旋風を」 中田（栃工）と神田（真工）アジアＡＡＡ選手権出場
18歳以下のアジアナンバーワンを決める「第８回アジアＡＡＡ野球選手権大会」（25～28日・ソウル）に、
本県から栃工高の中田智暁投手（17）、真工高の神田直芸捕手（17）が日本代表として出場する。
大会には日本、韓国、台湾、中国、タイ、スリランカの６カ国が参加。
木製バットを使用するため、甲子園に出場しない関東地区の高校選抜チーム（計18人）で挑む。
コーチで栃工の日向野久男監督（47）も参加する。初の国際試合でバッテリーを組む２人は
「韓国で栃木旋風を巻き起こしたい」と意気込んでいる。
県内屈指の本格派右腕と強打者がアジアのライバルに挑む。
「ＪＡＰＡＮのユニホームを着られるのがうれしい。チームの勝利に貢献したい」と２人は声をそろえる。
中田は最速１４４キロのストレート、切れのあるスライダーが武器だ。
今夏の県大会は計28回2/3を投げて防御率０・63、30奪三振。神田は強肩と勝負強いバッティングが持ち味。
高校に入って伸びたという身長は１８３センチ。昨秋からは４番を任され、明るい性格でチームを引っ張ってきた。
今夏の県大会は、ともに延長サヨナラで甲子園出場の夢を絶たれた。
「作新と一番接戦を演じたのは自分たち。九回途中までをゼロで抑えられたし悔いはない」と中田。
神田も「自分たちの野球はできた」と気持ちを切り替えて大舞台に臨む。
森士監督（埼・浦和学院）が率いる代表チームには、センバツ甲子園で活躍した白村明弘投手（神・慶応）、
プロ注目のスラッガー筒香嘉智内野手（神・横浜）など、投打にそうそうたる選手が名を連ねた。
中田は「差はあるかもしれないが、小さくならずに堂々とやりたい。他の投手より失点を少なくしたい」と意欲十分。
神田も「すごいメンバーと一緒にプレーできるのが楽しみ。結果がついてくれば喜びはもっと大きくなる」と心待ちにする。
代表チームは19日から、千葉県内で合宿を行った後、23日に韓国入り。
予選リーグ、準決勝、決勝と計４試合を行い、31日に帰国する予定。
「コントロールを意識してテンポ良く投げたい。守備のリズムをつくり、攻撃につながる投球をしたい」と話す中田。
神田は「真工の野球がどれだけ通用するか楽しみ。投手の良さを十分に引き出す配球を心掛け、優勝を目指したい」と
力強く健闘を誓っている。
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■ソース：下野新聞「ＳＯＯＮ」 (8月11日 05:00)
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