09/08/08 21:16:10
北前船出帆、津軽海峡渡り函館へ
みちのく北方漁船博物館(青森市)の北前船「みちのく丸」が8日午前11時45分、
青森港から函館港へと向かう航海へ旅立った。寄港地の脇野沢港までは白い帆を張って走り、
9日は、2005年の建造以来初めて陸奥湾を出て、津軽海峡を渡り、同日正午すぎに函館港へ入る。
同博物館で行われた出港セレモニーでは、和船研究の第一人者で、県立郷土館の
昆政明学芸課長が「北前船の津軽海峡越え」と題して講演。
江戸時代に蝦夷地(現在の北海道)と上方(現在の関西地方)を結んだ北前船の津軽海峡越えの
苦難や青森港の歴史などを分かりやすく紹介した。
同博物館脇の岸壁で出港を待つみちのく丸では、船内見学会が行われ、
夏休み中の小学生や保護者が北前船の構造などを学んだ。
木村透船長が出港を宣言すると、船がゆっくりと岸壁を離れ、一路函館港へ向けて出港した。
函館港では、開港150周年イベントが行われており、船内には来場者に配る本県産の
初物リンゴなどが積み込まれている。
みちのく丸は同博物館が05年に建造して以来、特定非営利活動法人(NPO法人)
「あおもりみなとクラブ」を中心に陸奥湾内で帆走実験を繰り返してきた。
今回の北前船青函文化交流事業は、青函ツインシティ提携20周年と函館開港150周年を記念し、
東奥日報社、函館開港150周年記念事業実行委員会、北海道新聞社、みちのく銀行などで組織する
実行委員会が主催。東北電力が協賛している。
※写真=出港を前に「みちのく丸」の船内を見てまわる見学者ら(8日午前、青森市のみちのく北方漁船博物館脇の岸壁)
URLリンク(www.toonippo.co.jp)
ソース
北前船出帆、津軽海峡渡り函館へ/Web東奥・ニュース20090808132053
URLリンク(www.toonippo.co.jp)
※依頼有り難うございます
◆◆◆スレッド作成依頼スレッド◆◆◆★53匹目
スレリンク(wildplus板:33番)