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民主党の鳩山代表は、10日発売の月刊誌「Voice」に寄稿し、東アジア地域の
通貨を統合する「アジア共通通貨」の実現を提唱した。
鳩山氏は、「私の政治哲学」と題した寄稿で、自らの政治信条である「友愛」に基づく
国家目標の一つとして、「東アジア共同体」の創造が必要だとの考えを示した。
具体的には、国際情勢について「米国一極支配の時代から多極化の時代に向かう。中国が、
軍事力を拡大しつつ、経済超大国化していくことも不可避の趨勢(すうせい)だ」との認識を示した。
そのうえで「アジア共通通貨の実現を目標とすべきであり、その背景となる東アジア地域での
恒久的な安全保障の枠組みを創出する努力を惜しんではならない」と主張した。ただ、
アジア共通通貨の実現には「今後10年以上の歳月を要する」とし、政治的統合には
「さらなる歳月が必要」とも指摘した。
ソース:読売新聞 (8月6日23時58分)
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