09/07/28 18:06:48
クラスメートを殺害するため爆弾を造ろうとしたとして、殺人予備などの疑いで家裁送致された札幌市の
少年（１７）＝３月に北海道立高校を退学＝について、札幌家裁は２８日、審判を開き、中等少年院送致
とする保護処分を決定した。
決定理由で古閑美津恵裁判官は、爆弾製造に至る経緯について「自分をばかにした人間がたくさんいる
教室内で爆発させ、大量殺人記録を作って歴史に名前を残し、その後自殺しようなどと考えた」と指摘した。
少年の当時の精神状態については「心神喪失や心神耗弱ではなかった」としながらも「社会的な対処の仕方が
未熟で、対人面で多くの欲求不満や葛藤（かっとう）があった」と認定。その上で「死傷者を出すなど重大な
結果が生じた可能性もあり、対人関係の持ち方などについて学ばせる必要がある」と述べた。
[産経新聞]2009.7.28 17:42
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