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抑留者70万人の資料、モスクワで発見
第2次大戦後、旧ソ連によってシベリアなどに抑留された日本の軍人・軍属に関し、
延べ約70万人分の資料がモスクワの国立軍事公文書館で見つかり、外務省を通じて提供を要請していることがわかった。
厚生労働省によると、新資料は、氏名、生年、捕虜となった場所など十数項目を手書きで記入したカード。
一部は同一人物の情報が重複している可能性もあるとみられる。
同省では、シベリア抑留者を約56万人、うち死亡者を約5万3000人と推定しているが、
日本側の資料と情報が合致した死亡者は3万2000人にとどまっている。
昨年、未判明の約2万1000人のうち300人を抽出し、ロシア側に情報提供したところ、
発見された資料と約20人分が合致したという。
同省は「身元が特定されていない死亡者の解明につながるのでは」と期待している。
(2009年7月24日00時45分 読売新聞)
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