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【社会】転貸禁止のNATO軍事資料、海自が防衛商社から入手=直接買えば9万円のところ91万円で購入 - 暇つぶし2ch1: ◆TvN8RkVODg @ターンオーヴァー(090622)φ ★
09/06/21 10:09:34
NATO(北大西洋条約機構)が転売、転貸を禁じている軍事資料を
海上自衛隊が転貸で防衛商社から入手していたことが20日、分かった。
NATOは防衛省の担当者に不快感を表したもようだ。
軍事資料を直接NATOから購入すれば1枚700ユーロ(約9万円)で済むが、
海自は商社に91万3500円も払っていた。
枚数は1、2枚で、10~5倍もの高値を払ったことになる。
防衛商社に詳しい関係者は「防衛省汚職で省と商社の癒着が批判されたのに。
相変わらずの商社頼みで転売への危機意識も薄かったのでは」と話している。

この軍事資料はNATO加盟国など38カ国の補給資料をDVD-ROMにしたもの。
NATOによると、NATOの軍事資料は非加盟国の日本の場合、
昨年4月以降ならNATOの下部機関・NATO調達管理庁(NAMSA)を通して誰でも購入できる。

海上自衛隊補給本部はDVD-ROMの入手を計画。
今年3月に一般競争入札を実施。
応じたのは防衛データを多く扱う米国企業「インフォメーション・ハンドリング・サービシズ(IHS)」の
日本法人IHSジャパン(東京都渋谷区)1社のみで、
応札価格は日本語の使用説明書を付け、一式消費税込み91万3500円だった。

これを海自は1年契約で借り受けた。転貸ということになる。
直接購入すれば説明書なしで1枚約9万円。
枚数は海自は2枚、IHSジャパンは1枚と食い違うが、いずれもかなり割高になっている。

DVD-ROMはインターネットで購入が可能で、
ネット上やDVD-ROM自体に「転売、転貸を厳禁する」と明記してある。

NAMSAは転貸情報をキャッチ。今年4月9~10日、韓国で防衛省側と会合をもち、
不快感を表したもようだ。
防衛省側は「海自の判断でやったこと」として、
防衛省全体として関与した事実はないと説明したとみられる。

IHSジャパンは「NAMSAに5年ほど前に確認したら、
転売、転貸を禁じるとは言っていなかった。
転貸したのは、『海自は政府機関なのでユーロ建ての支払いができず、
直接購入できない』とのことだった」と説明するが、
他省庁の会計担当者は「ユーロ建てができないとは聞いたことがない」と話す。

海上自衛隊幕僚監部広報室は「転売、転貸についてはIHSジャパンに聞いてほしい。
購入額が高すぎるといわれても答えようがない」としている。

IHSジャパンは平成14年設立。防衛省にデータベースを納入した実績があり、
ホームページによると川崎重工や富士重工、トヨタ自動車、日本航空、全日空などとも取引がある。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)


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