09/06/04 15:55:42
米国の子どもたちは、不況のなかで親たちがヘルシーな食事よりも安くて手軽な食事を追求
するようになったため、いわゆる「不況肥満」のリスクに直面しているとの報告書が3日発表された。
米デューク大学(Duke University)が毎年行っている「子どもの幸福指数(Child Well-Being Index)」
測定調査で明らかになったもので、調査を率いたケネス・ランド(Kenneth Land)教授(社会学)は
「親たちがヘルシーな食品よりも炭水化物や糖分が多いファストフードなどを選択するようになって
きており、子どもや若者の過体重の割合が上昇するのでは」と懸念している。
前年、米内科学会誌「Journal of the American Medical Association、JAMA」に発表されたある
報告書によると、1980-1999年には、脂肪・糖分の摂りすぎ、果物・野菜の不足、運動不足により、
子どもの肥満率は3倍も増えた。前年の調査では、全米の子どもの32%が過体重、16%が肥満
となっている。
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