09/05/12 21:09:56
農林水産省の職員で構成する全農林労働組合は12日、
地方組織の幹部ら4人が省の内規に反して届け出をせずに
北海道や東北の労働金庫の役員を兼任していたと発表した。
このうち2人は報酬を受け取っていたという。
国家公務員法違反の可能性があり、農水省は事実関係を確認している。
全農林や農水省などによると、全農林東北地方本部の組合員(53)ら3人は、
無届けで東北労金の理事などの役員を兼任。
幹事会や店舗視察などで旅費を受け取っていた。
うち2人は全農林の調査に、1年9カ月間、
報酬5万~6万円を受け取っていたことを認めている。
また北海道地方本部委員長(59)も北海道労金の非常勤幹事を兼任。
幹事会や店舗視察の際、1回1万円の旅費を受け取っていたが
報酬は受け取っていなかった。
国家公務員法は、非営利団体の役員などを兼任し報酬を得る場合、
大臣らの許可が必要と規定。
農水省の内規では、報酬を得ない場合でも所属長に届け出て許可を得なければならない。
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