【コラム】 「毎日、朝日は、公正性、中立性が高い」…こういうのをチンドン屋と言う-立命館大教授・加地伸行at WILDPLUS
【コラム】 「毎日、朝日は、公正性、中立性が高い」…こういうのをチンドン屋と言う-立命館大教授・加地伸行 - 暇つぶし2ch1:バーガーゴロッケン@第拾九代目 おまコン(090416)φ ★
09/03/31 03:41:46
 幼稚園児の孫の卒園式に出席した。ジジ馬鹿丸出しである。

 式典が進行し、ハイライトの在園児送辞、卒園児答辞となる。もういけません。眼頭が熱くなってきました。そして終盤
に、園児全員の斉唱がはじまった。スクリーンにさまざまな情景が次々と映るなか、「思い出のアルバム」の歌声が流れる。

 この唱歌、私は大好きである。「いつのことだか、思いだしてごらん。あんなこと、こんなこと、あったでしょう」にはじまり、
「春のことです…夏のことです…」と歌い継ぎ、最後に心を揺さぶる名句が現れる。「もうすぐ、みんなは1年生」-涙があ
ふれた。彼らの希望に輝く門出を祝わずにおれようか。

 幼稚園には教育の原点がある。いや、人生の原点があると言っていい。この子たちは、これから人生を自分の力で切り
開いてゆくことになるが、それを大きく受け止めて協力するのが、われわれ大人の役目である。

 全国の新小学校1年生の中から、天下の大秀才が、他者の幸福のために生きる逸材が、高い志を抱いた教養人が
登場することであろう。頼もしいかぎりである。

 それに比べて、教員にはお粗末なのがいる。例えば大阪の門真市立第三中学校の教員ども。昨年の同校卒業式に
おいて、国旗に対して起立表敬をせず、国歌も唱和しなかった。理由は自分の良心に反するからだと。彼らの扇動があ
ったのだろう。生徒も起立しなかった。1人をのぞいて。

 彼らの愚劣な行為の中で、たった1人で起立した生徒はお美事(みごと)。

 そして今年、なんと教員も生徒も全員が起立したと伝えられている。

 おかしいではないか。去年、起立しなかった教員は処分を受けたとのことであるが、それが怖くて今年は起立したのか。
己の良心に反するから起立しなかったと言うのであるのならば、今年も起立すべきではない。

 なぜなら、良心は法律よりも上だからである。たとい処分を何度受けようとも、信念を持って良心に従って生きるべきで
ある。

 ところが処分が怖くて起立したと言うのならば、その良心など口先だけの吹けば飛ぶような代物である。

 大学の教員にもおかしなのがいる。例えば浅井基文なる者が毎日新聞3月10日付「新聞時評」にこう書いている。
「特に毎日、朝日は、他の全国紙に比べ公正性、中立性が高いとみられている」と。

 思わず嗤(わら)ってしまった。毎日、朝日といえば、左翼的であることは周知の事実。それを「公正性、中立性が高い」
とは、見識のかけらもない。こういうのをチンドン屋と言う。

 学校の種類を問わず、この種(て)の教員はいくらでもいる。教員として劣化しているわけである。彼らは教育を職業とす
る以上、研修させる必要がある。

 では、何を研修させればよいかといえば、教育のこころ、教育の原点であろう。人の子を教えるのなら、人間や社会や世
界をまともに見ることができるように研修させねばなるまい。その研修の場としては幼稚園が最善。そこには教育のこころや
原点すなわち教育の根本がある。『論語』学而(がくじ)篇に曰(いわ)く「本(もと)立(た)ちて道(みち)生(しょう)ず」と。
(かじ のぶゆき)

2009.3.29 03:19 MSN産経
URLリンク(sankei.jp.msn.com)


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