09/03/30 13:42:26
不況で手弁当を会社に持参するサラリーマンが増えるなか、各外食チェーンは低価格で量の多いメニューを
増やすなど、あの手この手で客のつなぎ留めを図っている。こんな時代に、うまくてたらふく食わせてくれる店はど
こなのか。夕刊フジではネット調査の「iMi(イミ)ネット」(URLリンク(www.imi.ne.jp))と共同で「昼食満足度調査」
を実施、サラリーマンに人気の外食チェーン店をランキングした。
今回の調査では、東京と大阪近郊に住む会社員の男女を対象に、「安さ+味」の点で満足いく店を選んで
もらった。有効回答数は2072。
調査の結果、東西ともにトップに立ったのは「マクドナルド」。ハンバーガーやチーズバーガーのセットは500円
未満という従来の低価格路線に加え、肉の量を従来の2.5倍に増量したクォーターパウンダーで「ガッツリ食い
たい派」の支持も得た。この勢いは同社の出店計画にも反映されており、2009年度はほぼ08年度並みとなる
85店を新規出店するというから“昼食難民”にはありがたい。
【「松屋」「吉野家」「すき家」が追随】
マックを追随するのは「松屋」「吉野家」「すき家」といった各牛丼チェーン。いずれも、安さが支持された。牛丼
各社も来年度は軒並み積極出店する構え。「店舗の賃料が不況の影響で下がるため、出店攻勢をかける
チャンス」(業界関係者)という。
ただ、サラリーマンが現在の昼食事情に完全に満足しているわけではない。「どこも似たり寄ったりで代わり映え
しない」(大阪府・40代男性)、「もっとヘルシーで食べ応えのあるものを…」(埼玉県・40代男性)など、選択
肢が他にないから仕方なく-といった理由も今回の調査で明らかになった。こうした意見は圧勝したマックに対し
てさえもみられ、「栄養バランスが気になる」(神奈川県・20代女性)、「同じようなメニューばかり」(大阪府・50
代男性)などの声があがっていた。
さらに、慢性的な混雑への不満も大きく、「いらいらしてしまうことがある」(埼玉県・40代男性)などの声が目
立った。
朝夕の通勤電車だけでなく、昼飯までラッシュ。職場から解放されるランチタイムぐらい、せめて落ち着いた気
分で味わいたいというのが大多数の意見のようだ。
その他の回答者の声はiMiネットの「公開調査結果」ページに掲載している。
ZAKZAK 2009/03/30
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
サラリーマンの昼食満足度ランキング(外食チェーン編)
URLリンク(www.imi.ne.jp)