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取り調べをした女性にわいせつな行為をしたとして、特別公務員暴行陵虐の罪に問われた元警察官
上岡友洋被告(52)の判決公判が19日、宇都宮地裁であり、井上泰人裁判長は懲役1年執行猶
予3年(求刑懲役5年)を言い渡した。起訴内容の一部については無罪とした。
被害者と2度性行為に及んだとする検察側の主張について、井上裁判長は「被害者の供述は抽象的
で不自然。十分な信用性を認められない」として無罪と判断。一方、携帯電話で女性の下半身を撮影
した点を認め「警察官としての自覚を著しく欠き刑事責任を軽視できない」と指摘した。宇都宮地検は
「被害者の証言の信用性を否定した判決を検討したい」とコメントした。
判決によると、同被告は足利署刑事第一課強行係長だった07年3月20日、足利市のスーパー駐車
場に止めた乗用車内で、放火事件の関係者だった同市の30代の女性の下半身を携帯電話のカメラで
撮影した。 (横井武昭)
2009年3月20日 東京新聞
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