09/03/13 19:20:48
歌手でユニセフ親善大使でもあるアグネス・チャンさんが12日、都内で本サイトのインタビューに答えた。関心を集めている定額給付金の
話題に触れ、「もらったら寄付する」と明言。景気の悪化で元気のない日本については、「いいところがたくさんある国。冷静になって底力を
出してほしい」とエールを送った。
―景気の悪化は、ユニセフの活動に影響していますか?
報告はまだ受けていませんが、影響はあると思います。国際的にも先進国から景気悪化が波及して、途上国はもっと苦しくなるでしょう。
特に自給自足できない国では、外国から物を買わなくてはならないですからね。結果として、子供たちの食料や健康が後回しにされるのが
心配です。
―日本では定額給付金の支給が始まりましたが、台湾では芸能人や政治家が「消費券」を寄付しました。
とてもよいことですね。必要な人は自分で使えばよいと思いますが、寄付も選択肢の一つですね。色々なやり方があると思うし、たとえば
友人が店をやっていたらそこで使うとか、自分の応援したい場所で使えば、より意味が出てくると思います。
―日本国籍でなくても、外国人登録をしている人はもらえるそうです。
えっ知らなかった。じゃあ私ももらえるんですか? うれしい。臨時収入ですね。
―もらったら何に使いますか?
うちは全員でユニセフに寄付します!
―全国の家庭で、子供たちが給付金の権利を主張することも考えられますが。
うちの子は、説得します(笑)。学生には必要ないと思いますし、食べる物もない子供たちのことを考える機会にもなると思います。家庭でも
お金について教えるよいチャンスではないでしょうか。
―普段の生活から景気の悪さを感じますか?
家の周りの商店街でもお客さんは少なくなったと感じます。閉まった店も多くなったし、必死で呼び込みをしてる人などを見ると、景気の悪化を
感じます。
―最後に日本を元気にする提言を。
日本はいいところがたくさんあります。お金を持っていると忘れてしまうことも多いけれど、今は冷静になる時。日本の底力を出してほしいです。
実は今、日本を応援する曲も作っているところなんですよ。9月ごろには完成する予定です。皆さんに喜んでもらえれば、うれしいですね。
ソース : サーチナ
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