09/02/19 19:40:46
2008年11月、調理中の60代の女性が、圧力鍋のふたがはじけ飛びやけどを負う事故があり、
国民生活センターが、事故を起こした同型のものの使用を見合わせるよう、消費者へアドバイスした。
事故は2008年11月、60代の女性がシチューを作ろうと圧力鍋に材料を入れ、数分火にかけ、
その後、ふたが開かなくなり、流しに移して上から水をかけたところ、突然ふたが飛んで中身が
飛び散ったもの。
女性は、顔などに全治1カ月以上のやけどを負った。
国民生活センターは、会見で「必ずPSCマーク(消費生活用製品安全法特定製品)がついていなければ
ならないと。ということで、このマークは、事故製品にもついておりました」と話した。
国民生活センターが、事故を起こした状況を再現して検証したところ、鍋の圧力が高くなり、開けると危険な
状態で、取っ手に力を加えると、この鍋の構造がふたをロックさせるレバーの引っかかりが浅いため、ロックが
外れてしまうことがわかった。
国民生活センターでは、事故を起こした(株)カクセーのアルミ圧力鍋16cm・NK-AL16の2004年11月製造
以前の圧力鍋の使用を見合わせるよう、消費者へアドバイスした。
事故が起きた圧力鍋は中国製で、製造販売元の(株)カクセーは、国の基準による検査を受け合格したあとに
輸入しており、事故品以外は正常と認識しているとしている。
ソース : FNN
URLリンク(www.fnn-news.com)