09/01/25 08:12:16 BE:1920358087-2BP(111)
強姦(ごうかん)などの性犯罪被害にあった場合、病院や警察などで何度も事件について
説明させられた揚げ句、法廷での証言の際も被害現場の再現を強いられるなど「第二の性的被害」
を受けるケースが多い。こうした問題を解消するため、韓国では応急治療から事情聴取、
法律相談までを1カ所で無料で行う警察庁管轄の「ワンストップ支援センター」が整備されている。
婦人警察官と医療スタッフが24時間常駐しており、センターに駆け込めば即対応してくれ、
一度にすべての処置が済むので被害者側の負担も少なくて済む。
センターでは性犯罪のほか、校内暴力や家庭内暴力の被害者も扱っており、現在、全国に
15カ所開設されており、いずれも病院内に設置されている。うちソウル市内のセンターをルポした。
センターは、ソウル市郊外にある警察病院内に設置されていた。外来患者らが行き来する
玄関を過ぎてすぐ右に曲がった場所にあり、センターの案内はあるが、性犯罪を連想させる
表示はなく、被害者がとくに抵抗なく入室できるようになっていた。
(中略)
実は、韓国内で発生する強姦、強制わいせつといった性犯罪は日本よりも多く、米国並みだ。
2007年に1年間で、韓国では1万5325件発生し、人口1万人当たり3・16件発生している。
日本は9430件で、1万人当たり0・74件。つまり韓国の発生率は、日本の約4倍と高いことがわかった。
また日韓の性犯罪の件数でとくに差が出たのは、韓国の方が強姦の件数が異常に高いことだ。
日本で起きた性犯罪のうち強制わいせつが8割ほどを占め、強姦の件数は1766件(2割程度)
だったのに対して、韓国は全体の半数以上を占める8732件と、日本の5倍近くに達した。
ちなみに米国の性犯罪の発生は1万人当たり3・09件で、韓国とほぼ同水準だ。
ただ韓国の方が性犯罪被害者が周囲の目を気にして被害届を出すケースは米国よりも
少ないと予想されるので、実際は米国以上の発生率かもしれない。
韓国で性犯罪が多い理由として、「男尊女卑や貞節などの儒教的な考えが残る中、性犯罪の場合は
加害者よりも被害者の方が社会的に非難を受けるといった風潮がある。そのため被害者が
強姦された事実を隠すケースが多く、加害者側はそれを良いことに『どうせバレないから』
と安易に考えているためではないか」(警察関係者)という。
(後略)/全5ページ)
*+*+ 産経ニュース 2009/01/25[08:00] +*+*
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