09/01/09 03:47:04
コレラの被害が深刻化しているアフリカ南部の内陸国・ジンバブエ。昨年8月の発生以来、
被害が拡大し、世界保健機関(WHO)によると、7日現在の死者は1778人、
感染者は3万5931人を数える。感染者の3分の1を子どもが占めるとの報告もある。
こうした状況に、日本赤十字社は緊急医療チームとして医師ら11人の追加派遣を決めた。
同国は昨年3月の大統領選後も政治的混乱が続く。年率2億%を超えるインフレで、
社会システムが崩壊。11月から4月はコレラ感染が広がりやすい雨期にあたり、
WHOは最悪6万人が感染するとしている。
同国で25年間、子ども支援の活動を続けている国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」
(創設地・イギリス)によると、同国では人口約1300万人のうち約1000万人が貧困層で、
約510万人が食糧支援を必要としている。特に子どもたちの状況は深刻で、野山で果物や草、
花など食べられそうなものを探し回っているという。ある地域では、栄養失調による低体重児の
割合が最近1年間で2割から3割に悪化した。「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」
(本部・東京都千代田区)は「子どもの死者がさらに増えるのではないか」と危惧(きぐ)する。
日赤の追加チームのうち2人は大阪赤十字病院(大阪市)から派遣される。8日の出発式で
チームリーダーの中出雅治・同病院国際医療救援部長(49)は「コレラは適切な治療で治る。
治安や衛生環境などが気になるが、チーム全員が無事に帰って来られるように気を付けたい」と
話した。【根本毅、福田隆】
▼ソース:毎日新聞
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