09/01/07 22:25:21
農林水産省は7日、全国の計109の農業法人などが、農作業従事で計379人の正社員やパートを
1-2月に募集しているとの求人情報を発表した。
非正規労働者の解雇などが急増する中、新たな雇用の受け皿として農業を活用したい狙いだ。
集計作業を担当した全国新規就農相談センター(東京)はインターネットのホームページ上でも求人情報を提供している
求人の内訳は正社員208人、パート171人。仕事内容はトマト、サツマイモ、シイタケの栽培や高原野菜の生産、酪農作業など幅広い。
都道府県別では野菜生産などで求人している熊本が48人と最多。長崎42人、宮崎40人と九州勢が続いている
兵庫県赤穂市の養鶏業「デイリーエッグ」はニワトリの世話、卵のパック詰め、営業で計10人の正社員を募集中。
担当者は「畜産関係は人材が集まりにくいのが現状だが、優秀な方にぜひ来てもらいたい」と話した。
広島県三次市の果樹園「平田観光農園」は欠員が出ているため4人の正社員を求めており「できるだけ早く雇いたい」と意欲的だ。
地方農政局や農政事務所も雇用相談窓口を設置、就農希望者の手助けをする。
新規就農相談センターは「農業に雇用の受け皿があることを広く訴えていきたい」と強調、
雇用情勢の悪化を就農者数の増加につなげたい考えだ。
ソースURLリンク(www.chunichi.co.jp)