09/01/07 00:27:00
岐阜県特産の飛騨牛の元祖とされ、16年前に死んだ後に冷凍保存されていた雄牛の細胞を使って
クローン牛が誕生していたことが6日、分かった。
より肉質の良い牛の復活につながり、注目されそうだ。
県によると、県畜産研究所と近畿大学の共同研究でクローン技術の開発に成功。
1993年に死んだ雄牛「安福号」から取り出し冷凍保存していた精巣から細胞核を抽出して、
その核を遺伝子レベルで操作。受精していない雌牛の卵細胞の核と入れ替える手法を使った。
これまでに4頭が生まれ、うち3頭が生存しているという。
安福号は「飛騨牛の父」と呼ばれ、さらに全国の黒毛和牛の3割以上のルーツとされている。
直接血を引く牛は全国で約150頭誕生している。
ソースURLリンク(www.chunichi.co.jp)