09/01/14 21:21:28 E15xKmQd
「介護報酬は働きに見合った待遇を」だってよ…お前らなら、いくら欲しいの?
介護サービスの対価として事業者に支払われる介護報酬が、四月から3%引き上げられる。
二〇〇〇年に介護保険制度が導入されてから、初の増額改定だ。
介護の仕事は重労働だ。一方で、高齢化の進展により、重要性が増している。
現下の不況で、失業した人たちの雇用の受け皿としても期待されている。
働きがいのある職場にすることが大事だ。そのためには、報酬の増額が、職員の賃金にしっかり反映されることが欠かせない。
賃金の上昇に結びつけることにより、介護現場で顕著な人手不足に歯止めがかかり、
介護サービスがさらに向上することを期待したい。
国が改定する狙いは、介護職員の待遇改善と人材確保だ。
過去二回の改定は、社会保障費抑制策の一環として、いずれも減額だった。
賃金は伸びず、二〇〇七年の平均月給は二十一万五千円ほどだ。
退職者も後を絶たず、〇七年の離職率は21・6%と全産業平均を大きく上回っている。
人手不足がさらに職員の負担を過重にするという悪循環だ。
厚生労働省の試算では、今回の報酬引き上げ分は、常勤換算で介護職員八十万人の賃金を、月二万円増やすことができる額という。
>>2続く