【政治】生産量20倍 野菜工場普及へ法改正 経産・農水省[12/24]at WILDPLUS
【政治】生産量20倍 野菜工場普及へ法改正 経産・農水省[12/24] - 暇つぶし2ch1:スカート・メクリストおまコン(090201)φ ★
08/12/24 00:48:15

★生産量20倍 野菜工場普及へ法改正 経産・農水省

 野菜などを人工的な光や温湿度管理で栽培し生産量を通常の10~20倍に増やすことができる
「植物工場」の導入を促進するため経済産業省と農水省は、農地法の改正などによる特例措置を
設ける方針を固めた。来年1月に共同で検討チームを立ち上げて3月末をめどに報告書をまとめ
可能な施策から順次実施する。法改正のほか、植物工場設置を優遇する「構造改革特区」への
指定や補助金の創設を検討する。

 民間企業の資本や技術力を活用し食料を増産できる植物工場は、約40%に低迷する
「食料自給率」の向上につながると期待されているが、多くの規制が普及の障害になっている。
特例措置で普及が進めば、食の安全・安心の確保や地域活性化にもつながりそうだ。

 植物工場は、建物内で光や温湿度を成長に最適な条件に設定し、生産量を大幅に増やすことができる。
成長スピードが通常の2~4倍になり、レタスの場合、年20回の収穫が可能。土壌の代わりに容器に
入れた養液を利用する水耕栽培が中心で、農薬も必要ない。

 ただ農地法に基づく農地の賃借・取得にかかわる煩雑(はんざつ)な手続きに加え、建設コストが
ビニールハウスの20倍、光熱費も50倍近くかかることなどが普及の障害になっている。

 このため、両省がタッグを組み、植物工場に限定した特例措置を導入する。政府は、農業生産法人
以外の民間企業による農地の賃借を解禁するなどの農地法改正案を来年の通常国会に提出する
準備を進めているが、植物工場については、さらに踏み込んだ優遇措置を設ける方向だ。

 具体的には、農地の賃借・取得手続きの簡素化のほか、民間企業による農業生産法人への出資が
原則10%未満に制限されている規制の緩和などを検討。農地に工場を建設すると、固定資産税などが
宅地並みに課税される税制面での優遇も議論する。法改正の必要がない「特区」に指定することも
選択肢に入れている。

 このほか、建設費や維持費を軽減するための補助金の支給のほか、品種や栽培技術の
開発援助なども導入したい考えだ。

 植物工場は20年以上前からあるが、カゴメやキユーピーなどの大手企業が中心で、全国に
約30カ所程度にとどまっている。


▼ソース:産経新聞
URLリンク(sankei.jp.msn.com)


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