08/12/23 15:06:40
★三好高生、ダチョウ研究の方向転換 鳥インフル対策で
高病原性鳥インフルエンザの防疫体制強化で、五年前からダチョウの飼育・家畜化に取り組んでいる
三好高校(三好市池田町)が研究の方向転換を余儀なくされている。これまでダチョウを屋外で
飼育していたが、政令改正により屋内施設などで飼わなければならなくなるため。同校は改造した
空き鶏舎に全九羽を収容、屋内で新たな飼育技術の確立を目指す。
農林水産省は、家畜伝染病予防法の対象家畜に、新たにダチョウ、キジ、ホロホロチョウの三種を
加えて防疫体制を強化。二十日施行された。
防疫体制が強化されると、野鳥に触れないよう屋内施設に入れるか防鳥ネットを張るなどの対応が
必要。そのうえ、施設や器具の消毒といった衛生管理も徹底しなければならない。
ダチョウは空き地でも飼えて設備費や労力がかからないため、三好高校は農場でダチョウの
飼育技術を研究してきた。徹底管理が義務づけられることで、「省労力・少設備」による飼育の魅力は
半減する。
ただ、屋内飼育は個体管理がしやすく、ダチョウが走り回って骨を折る事故や、卵の雑菌汚染を
防げる利点もある。同校は今後、こうした点を生かした飼育方法の研究に乗り出す。
担当の肥田建彦教諭(41)は「屋内でのモデル的な飼育技術を確立し、地域の畜産振興に向けて
課題を乗り越えたい」と話している。
農水省によると、鳥インフルエンザは今年春に韓国で大流行し、秋田や北海道でもハクチョウの
死骸(しがい)からウイルスが検出されたことから、発生のリスクが高まっているという。
▼ソース:徳島新聞
URLリンク(www.topics.or.jp)
※画像:屋内施設に移されたダチョウ=三好市池田町の三好高校山地農場
URLリンク(www.topics.or.jp)
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