08/12/22 11:51:16
国土交通省の国土交通政策研究所は22日午前、新型インフルエンザの発生時に鉄道車内での感染拡大を
防ぐための実証実験を都内で実施した。実際に地下鉄の車両を使い、乗客同士で一定の間隔を保ちながら
乗車できるかどうかや、乗り降りにかかる時間などを調べた。
実験があったのは、東京都足立区内にある東京地下鉄の車庫。同研究所の職員ら約20人が車両に乗り込み、
感染拡大を防ぐための目安とされる1―2メートルの間隔をあけて乗車した場合の車内での着席位置などを
確認。駅で停車したときに乗り降りにかかる時間や乗客の誘導方法も検証した。
インフルエンザは主にくしゃみやせきをしたときの飛沫(ひまつ)でうつる。都市部では鉄道の車内が
感染を拡大する原因になると懸念されている。このため、乗車の自粛などによって車内の混雑を緩和する
必要があると考えられている。
NIKKEI NET
URLリンク(www.nikkei.co.jp)