08/12/20 16:31:08
★09年度財務原案 英語講義を推進 京都市、留学生倍増で国際化へ
大学での英語による講義を推進するため、文部科学省は「国際化拠点整備事業」(グローバル30)を
二〇〇九年度から始める。二十日内示の〇九年度予算財務省原案に事業費四十一億円が盛り込まれた。
英語による講義は外国人留学生からの要望が多く、留学生の倍増を目指す京都市も「市内の多くの
大学が事業に応募し、採択されてほしい」と期待する。
文科省によると、アジア諸国など英語圏以外の外国人留学生は日本語だけでなく、英語の習得を
希望するケースが多いという。立命館アジア太平洋大(大分)や早稲田大(東京)では英語だけの講義の
コースがあり、人気を集めている。
政府も留学生の受け入れを現在の十二万人から、二〇年をめどに三十万人に拡大する計画を
立てており、大学の国際化を進めることで、留学生を大幅に増やしたい狙いだ。
新事業は全国から公募し、三十前後の大学を拠点校に選定する。英語で講義のできる教員の確保や
英語の教材開発など、英語の講義で卒業に必要なすべての単位を取得するシステムづくりの経費を
重点配分する。期間は五年間。
京都市がこのほどまとめた「市国際化推進プラン」は市内で学ぶ留学生を現在の約四千五百人から
一七年には一万人に倍増させる目標を掲げている。市政策推進室は「留学生の増加は京都の国際化に
つながる」と話している。
▼ソース:京都新聞
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