08/12/19 19:10:24
農水省は19日、同省が加工食品メーカーに食用として販売したタイ産米からカビ毒が検出されたと
発表した。カビ毒は発がん性の強い「アフラトキシンB1」で、食品衛生法上、たとえ微量でも検出
されてはいけない物質。汚染米に当たるため、本来は食用販売できないが、同省は事前検査で
発見できなかった。食用販売されたコメからアフラトキシンが検出されたのは初めて。
同省によると、カビ米は10月22日にメーカーに売却したタイ産破砕米24トンの一部から
見つかった。同日中にメーカーがコメを確認したところ、カビ米の塊180グラムを発見。
アフラトキシンB1が0.04ppm検出された。メーカーはカビを取り除いた上で全量を製品化した
が、出荷はしていない。
時事通信社
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