08/12/17 12:57:36
農林水産省が、県や市町村などの協力を得て行った耕作放棄地全体調査によると、県内には459ヘクタールの耕作放棄地が
あり、このうち96ヘクタール(全体の20・9%)が利用不可能になっていることが分かった。地域別では、県北が388
ヘクタールと全体の84・5%を占めた。県南が57ヘクタール(12・4%)、県央は14ヘクタール(3・1%)だった。
調査には耕作されていない生産調整水田は含まれていない。
調査は、農水省の耕作放棄地再生利用推進事業の一環。今年5―11月、県内市町村と農業委員会が実施した。内訳は畑地
445ヘクタール、水田13ヘクタール、樹園地1ヘクタール。畑地は中山間地に多い。
耕作放棄地を▽すぐに耕作できる▽基盤整備を行えば農業に利用が可能▽森林・原野化し、復元が不可能―の3つに分類。
その結果、「すぐに耕作できる」は64・3%の295ヘクタール。「農業利用が可能」は14・8%の68ヘクタール。
「復元が不可能」は20・9%の96ヘクタールだった。
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