08/10/27 21:27:39
★BSE対策、真摯に説明を--ウルリッヒ・キームさん
日本はBSE(牛海綿状脳症)の発生した01年から牛の全頭検査を続けている。
今月15日に東京都内で開かれたBSE問題セミナー(米国食肉輸出連合会主催)に
出席したウルリッヒ・キーム・ベルン大学名誉教授(スイス)は
「フランスやドイツなどでは来年から生後48カ月以上の牛を検査することになった」
と日本の対策との差を語った。
西欧では現在、検査対象は主に30カ月以上の牛だ。
ここ数年、「BSEの発生率が大幅に減っていることから、48カ月に緩和された」という。
キーム氏は93~03年、スイス連邦政府獣医局長としてBSE問題で安全策をめぐって
消費者団体と何度も話し合った。「若い牛をいくら検査しても異常プリオンたんぱくは検出できない。
危険部位の除去と飼料規制こそが安全性を確保する対策だ」と真摯(しんし)に説明し、
信頼を得た体験を話した。
「大切なのは政府の強力なリーダーシップ」と消費者が理解するまで徹底して
何度でも説明する重要性を語った。【小島正美】
毎日新聞 URLリンク(mainichi.jp)
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