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>>2の続き
防衛医大の西川容疑者は飲食接待こそなかったが、計260万円の現金を自分の研究室で受け取っていた。
平成17年1月の初めてのわいろ授受場面。
久保村容疑者が「これを使ってください」と言って封筒入りの10万円を差し出すと、
西川容疑者は断る様子もなく受け取ったという。
「久保村さんは『これで一杯やってください』と現金を直接手渡しすることすらあった。
接待は当たり前の業界とはいえ、ヤマトのやり方はあまりに突出していた」
ライバルの医療機器メーカー関係者もヤマトのやりようにはあきれ顔だった。
■贈収賄の疑い「両手ぐらいあった」と警視庁
久保村容疑者の医師人脈は、収賄容疑で逮捕された2人の眼科医にとどまらない。
「実際、贈収賄のうわさがあった公立病院は、軽く両手(10)ぐらいある。
すべて摘発しようと思ったら、何年かかるか分からない」
警視庁幹部もあきれた様子でこう語る。
また、19年秋に出回った1通の怪文書の存在も久保村容疑者の人脈の幅広さを印象づけている。
《ヤマト樹脂光学は全国の国立大学を中心に、わいろと脅しによって、その売り上げを伸ばしてきた極めて悪質な会社です》
こういう書き出しで始まる怪文書の差出人は「眼科業界に属する一人」。
A4用紙9枚には東京都内や大阪府内、神奈川県内にある国公立、民間の5病院の医師らと
ヤマト社の蜜月関係を克明に描写している。
事実かどうかは不明だが、その具体的な内容からは、ヤマト社の内部告発とも受け取れる。
《全国の80の医学部眼科教室のうち、20以上はヤマト樹脂が特選して納入業者となっている》
怪文書にはこうも記されていた。久保村容疑者が商売と直結する多くの眼科医を
“飼い慣らしていた”実態が浮かんでいる。
しかも、久保村容疑者が接触を図っていたのは眼科医だけではない。
中央省庁の官僚にも“触手”を伸ばしていたことが明らかになっているのだ。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
続く