08/10/25 15:06:16
★2・8%がタミフル耐性 昨冬インフル、鳥取が突出
治療薬タミフルが効きにくい耐性インフルエンザウイルスが、昨冬の流行期に
2・8%の割合で検出されたことが、国立感染症研究所のまとめで25日までに分かった。
鳥取県では、検査したウイルスの32%が耐性と突出していた。
感染研の小田切孝人ウイルス第3部室長は「なぜ鳥取で多かったかは分からない」とした上で、
あまり拡大すると治療に支障が出かねないため「今後も監視を続ける」と話している。
タミフル耐性ウイルスの割合は、2006年ごろまでは国内で1%以下だったが、
07年11月以降、欧州などで数十%という高頻度報告が相次いだ。
感染研はこれを受け、全国76の地方衛生研究所に協力を求め、欧州などで
耐性が多いAソ連(H1N1)型ウイルスを中心にタミフル耐性の発生状況を調査。
その結果、耐性は全国の1544試料のうち44試料(2・8%)で見つかった。
耐性率が比較的高かったのは鳥取のほか兵庫(7・5%)、神奈川(4・8%)などだった。
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