08/10/25 13:29:17
昨年４月の統一地方選の半年前。兵庫県議選への初出馬を表明した男性から、相談を受けた。
以前から顔見知りだった男性は、「手応えがなく、どうしたものか」と話した
▼地道に続けてきた自営業を捨てて選挙に打って出たものの、
不安でいっぱいの様子。私は何度か相談を受けるたび、
新聞記者として出来る範囲内でアドバイスした
▼結果は、その選挙区でトップ当選。当確の報が入った時には、
晴れやかな笑顔と自信で満ちあふれていた。
しかし、それ以降、電話連絡は一度も来ないままとなった
▼今回、次期衆院選の私の担当は神奈川１１区（横須賀、三浦両市）。
自民では、引退する小泉純一郎元首相の次男が既に出馬表明している。
先日、「世襲批判はしっかりと受け止める」と謙虚に語った
▼「当選したらこっちのもの」とばかりに、有権者に目を向けない政治家が多い。
どの候補も、選挙後そうならないように期待したい。【吉田勝】
毎日新聞 2008年10月25日 地方版
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