08/10/12 06:50:55
★民主党、金融危機対応策まとめる
民主党の金融危機対策チーム(座長・大塚耕平参院議員)は10日、健全な地域金融機関への
公的資金注入を可能にする金融機能強化法(平成20年3月失効)を当面2年間の時限措置として
復活することを柱とする「金融危機対応策」をまとめた。
米国発の金融危機に伴う金融市場の流動性不足や企業金融における信用収縮、
本格的なリセッション(景気後退)リスクへ対応するのが目的。
15日の党の政策決定機関「次の内閣」で正式決定するが、これに先立ち、
14日からの参院予算委員会の論戦で政府・与党側に実施を迫る方針だ。
対応策は、
(1)流動性不足(金融機関)
(2)信用収縮(企業)
(3)金融システム(保険契約者・預金者・投資家)
(4)証券市場
(5)その他の5分野の対策で構成。
生命保険会社が経営破綻した場合に公的資金で契約者を保護する制度(21年3月末失効予定)の
2年間延長▽貸し渋り、貸しはがし対策として中小企業対象の特別保証制度を復活し信用保証枠を
10兆円とする▽国際的な投機マネーの監視強化と国際的規制-などを盛り込んでいる。
「日本銀行のみならず財務省も流動性対策に乗り出すメッセージ性は極めて大きい」として、
緊急時には財務省所管の外貨準備を流動性確保に用いることも求めた。
大塚氏は会合後、「政府・与党は24日までに対策をまとめるというが金融危機対応はそれまで待てない」と述べ、
政府・与党の対応が遅いと批判した。
産經新聞 URLリンク(sankei.jp.msn.com)
▽関連スレ
【民主党】 小沢代表「衆院解散・総選挙は不可避」 金融危機を乗り越える日本をつくるには、国民の支持を得て政策を実行できる内閣が必要
スレリンク(wildplus板)