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★「国産ワイン」の75%はニセモノ
■書評:「完全「国産」主義」嶌村彰禧著(東洋経済新報社 1500円)
日本のワインは、原料産地と加工地を明記する義務がない。
だから「国産ワイン」を称するワインの75%は、外国から「バルク(大樽)ワイン」と
濃縮ジャム状の「ブドウ果汁」を輸入し、果汁を水で薄めアルコール醸造したもので造られている。
100%国産のブドウにこだわり、本物の良質ワインを造り続けてきた「北海道ワイン」社長が業界の裏話を公開。
偽装と不祥事が続く食品メーカーのあるべき姿と、国産原料使用でも利益を出せる方法を提示する。
ネタりか URLリンク(netallica.yahoo.co.jp)
▽関連リンク
・Hokkaido Wine(北海道ワイン) URLリンク(www.hokkaidowine.com)
○2008/9/16 嶌村彰禧著 完全「国産」主義 東洋経済新報社より発売
URLリンク(www.toyokeizai.co.jp)
▽関連コラム
●大前研一 産地を明かすと「いやがらせ」
このような例はもっとある。
例えば十勝ワインには、わたしが調べて雑誌に書いた10年ほど前には、ブルガリアのバルク(樽)が含まれていた。
純粋な十勝で作られたワインとは言えないものである。
淡路島の玉ねぎは、中国から持ってきて粒をそろえているだけだった。
北海道のアスパラ、じゃがいも、ブロッコリーには実はオーストラリアのクイーンズランド産のものがあった。
こういうことを書くたびにわたしは、いやがらせを受けている。
だが、証拠を突き出すと、向こうは黙ってしまうのだ。
北海道の産地偽装を発表したときには、講談社へ出版停止および回収を求めてきた。
しかし「わたしはクイーンズランド州政府とホクレン・インターナショナルが交わした
契約書を持っている」と言ったら、結構ですと引き下がったのだ。
このように隠された真実を明らかにしようとすると、脅してくるのである。
NikkeiBPnet(一部抜粋) URLリンク(www.nikkeibp.co.jp)