08/10/04 10:12:47
★中国製チョコからメラミン、回収へ 大阪の業者８０万袋輸入
大阪市は３日、菓子輸入・販売会社「エヌエスインターナショナル」（大阪市淀川区）が
中国から輸入したチョコレート菓子「チョコピローズ」（１３０グラム入り）から、
１キロあたり５４ミリ・グラムの有害物質メラミンが検出された、と発表した。
市は同日、食品衛生法に基づき、商品の回収を指示した。発表によると、メラミンが検出されたのは、
賞味期限が２００９年４月１４日の商品。米国食品医薬品局（ＦＤＡ）の安全評価では、
体重６０キロの人が毎日５・４袋ずつ食べ続けても健康には影響がないレベル。
これまでに健康被害の報告もないという。商品は、中国・上海で製造され、同社が８月、
８万５９０８袋を輸入した。今年１月以降、同じ商品を計約８０万袋輸入しており、
全国のスーパーなどで販売されている。
◆近ツー通販商品も、兼松が１９セット回収■
商社「兼松」（東京）は３日、中国から輸入した菓子「エッグタルト」（１個５０グラム）から
微量のメラミンが検出された問題で、新たに近畿日本ツーリスト（東京）で通信販売された
「海外おみやげ 冷凍エッグタルト ３箱セット（１箱６個入り）」１９セットを自主回収すると発表した。
兼松は１日に、ＪＴＢ商事（東京）が通信販売したエッグタルトの回収を発表したが、その後、
近畿日本ツーリストでも同じ菓子が扱われていたことが判明した。
兼松から同じ卸会社を経て、両社が扱っていた。
讀賣新聞 URLﾘﾝｸ(www.yomiuri.co.jp)