08/09/12 09:34:33
海員援助計画(Seafarers' Assistance Programme)ケニア支部は11日、前月ソマリアの海賊に
乗っ取られていた日本のタンカーとドイツの貨物船が解放されたと発表した。
同支部のAndrew Mwangura氏によると、解放されたのは、8月21日に乗っ取られていた、日本企業が
運行するパナマ船籍のタンカー「アイリーン(MT Irene)」号とドイツ企業が運行するアンティグア
・バーブーダ船籍の貨物船「MV BBC Trinidad」号。
フィリピン人16人とクロアチア人3人が乗り込んでいたアイリーン号は、ソマリア北東部の漁村エイル
(Eyl)で解放されたという。Mwangura氏によると、解放前日、同船の解放交渉を支援するため日本人の
一団がケニア・ナイロビ(Nairobi)入りしていたという。
スロベニア人船長とフィリピン人10人、ロシア人2人の船員の計13人が乗っていたMV BBC Trinidadも、
同じくエイルで解放された。
ソマリアのプントランド(Puntland)独立州の海賊に近い消息筋はAFPに対し、アイリーン号解放に150万
ドル(約1億6000万円)の身代金が支払われたと語ったが、これまでのところ確認されていない。
URLリンク(www.afpbb.com)