08/09/11 14:12:53
実りの秋到来!
千葉県の外房を訪れたとき、知人からお土産に新米をいただいた。
知人は「収穫したばかりの米です。うまいですよ」と自信たっぷり。
埼玉に帰り、さっそく妻に炊いてもらった。
ふっくらと茶わんに盛られた米つぶはピキピカ光っていた。
プーンと秋のにおいがする。口に入れると、なんともいえない甘さが漂う。
「これは、うまい!」と絶句した。新米の炊き方は水加減が難しいというが、
妻の料理の腕も確かだった。
翌朝、お冷を食べた。これも格別の味。いつもと全然違う。
自然の恵みと知人の優しさに感謝した。
それだけに、「事故米」を酒造会社に転売していた業者に対し、
食べ物への裏切り行為だと怒りがわく。
本紙で連載中の「食べごろ埼玉」は旬の野菜が次々登場して楽しい。
チンゲンサイ、小松菜、ナス……。
秋の味覚といえば、マツタケ、ナシ、ブドウ、サンマなどいっぱいある。
おいしいものが食べられる季節は最高だ。心が豊かになる。【森国郎】
毎日新聞 2008年9月10日 地方版
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