08/09/08 08:11:38
最高裁は4日、横尾和子最高裁判事(67)が依願退官すると発表した。
3日、裁判官会議を開き、退官の手続きを内閣に対してとることが決定されたという。
横尾判事は元社会保険庁長官で、年金記録漏れ問題をめぐって責任を問う声が
出ていたことが背景の一つとみられる。最高裁によると、70歳の定年を前に
依願退官した判事は過去9人いるという。しかし病気などの理由以外で辞めるのはまれだ。
最高裁は依願退官の理由について「在任期間が6年9カ月と現職判事で最も長く、
事件処理上の区切りもついた」と説明している。退官の日付は、
後任人事が固まってから決まるとみられる。
横尾判事は15人いる最高裁の裁判官の中で唯一の女性で、歴代判事でも2人目。
現在、2人いる行政官出身のうちの1人でもある。
64年に旧厚生省に入省し、老人保健福祉局長や駐アイルランド大使などを経て、
01年12月に現職に就任。
ソース:朝日新聞
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