08/09/06 09:08:04
奈良市は、老朽化が進んでいた市の火葬場を移転させて、別の場所に新たに
建設する計画を発表しました。
しかし、候補地の周辺住民からは、計画の白紙撤回を求める動きも出ており、
建設着工の見通しは不透明となっています。
奈良市には、現在、白毫寺町にある市の東山霊園火葬場があります。
大正時代に建設された施設は、大規模な改修を経て、長年使用されてきましたが、
老朽化が進み、移転が検討されていました。
新しい火葬場の候補地となったのは、奈良市横井町の飛び地です。
鹿野園町と鉢伏町の間に位置し、現在の火葬場からは、南東1.2キロの距離にあります。
総事業費45億円で、最新式の火葬炉を備えた施設が計画されており、
炉の数は現在の8基から12基に増えます。
しかし、火葬場の建設によって、交通量が増加することが予想されることなどから、
先月末には、周辺の一部の自治会から市議会に、計画の白紙撤回を求める請願書が出されました。
請願書は、9月市議会の閉会後、厚生委員会で審査されることになっており、
奈良市では、「これまで地元への説明会で理解を求めてきたが、
請願書が出た以上は、委員会の推移を見守りたい」としています。
ソース:奈良テレビ放送
URLリンク(www.naratv.co.jp)
いちおう魚拓
URLリンク(s04.megalodon.jp)