08/09/23 09:03:20 nivcj/wp
前頭葉類似症候群 (frontal lobe-like syndrome)
Zajeckaは SSRI を長期に使用した場合の問題点の1つに
無気力状態 ( anti-depressant associated ashenia ) の出現
を指摘している。正常気分であるが、無関心で動機付けが起こらず
、疲労感があり、精神的に鈍い感じが残る状態である。この状態を彼は
frontal lobe-like syndrome (前頭葉類似症候群) と呼称している。
これは、強力な SSRI を長期間使用したために、前頭葉や脳幹の
ノルエピネフリンやドパミン活性が低下し起こると考えられている。
この症状が出現したら 1) SSRI を減量する 2) 午後の服用
3) ノルエピネフリンやドパミン神経の刺激作用のある薬物を用いる
などを Zajeckka は推奨している。
この文献はルボックスと関係してますかね?